加圧トレーニングで大切なのは圧力を適切に調整することです。この適切な圧力は、ひとりひとり違います。専門のスタッフが年齢や性別、体型や血圧などを総合的に判断し、その人に最適の圧力を設定してくれるのです。
逆に圧力の加減を自己流でやるのは大変危険です。加圧トレーニングで大切なのは血流を適切にコントロールすることで、血流を止めることではありません。
もし仮に強すぎる圧力をかけてしまったら、筋肉から血液がすべて搾り出されてしまい、虚血状態になる場合もあります。最悪の場合、細胞が壊死する危険性もあるのです。また軽すぎる場合、危険性はさほどないものの、本来の効果は生まれません。専門のトレーナーが適切な圧力を設定し適切に運動してこそ、効果が生まれます。
加圧トレーニングを指導するためには、指導者の資格講習を受けなければなりません。NPO法人東大スポーツ健康マネジメント研究会が主催する「加圧トレーニング特定資格者養成講習会」「加圧トレーニングインストラクター養成講習会」がそれに当たります。
滅多にないとは思いますが、資格をもたない、モグリの施設がないともいいきれませんので、確認を怠らないようにしましょう。
自宅でも加圧トレーニングができるように、器具の販売もされています。しかし、その場合も事前に専門家の指導を受けなければなりません。ネットオークションなどで器具を購入し、自己流で適当に圧力を設定する人もいるようですが、上記のような理由からも大変危険です。専門家の意見を聞きながら、正しく使いましょう。